水は低きに
大洪水が日常のごとく起こります。
洪水被害報道のたびにテレビの前で「さんざん警告されたのに犠牲になるのはおかしい」などと言っては奥方にたしなめられる。。
いつも心配することがあります。
「予想される雨量は300ミリ」と聞いた時に、「300ミリといえば30cmか。その程度ならなんとか逃げられる」などと思いがちではないかということです。
水は高きから低きに流れる。
土地には起伏があるから、低いところに集まる。全体の半分の低い土地に集まれば60cmになり、20%の土地に集まれば1.5メートルになります。10%の土地に集中すれば3メートルです。
広大な山間部に降った雨は全部平野部に集まってきますから、300ミリの雨は下流の何メートルにもなることはすぐにわかることです。
そのことを認識しておかないと大変なことになります。
認識しているでしょうか。
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